海外アフィリエイトで稼ごう!海外ASP会社の解説一覧10社
日本のアフィリエイト市場は飽和状態
度重なるGoogleのアップデート、広告業界の法律、規約変更等でアフィリエトをしている人にとっては向かい風となるニュースが多く苦労しているアフィリエイターは多いはずです。
僕自身アフィリエイトをしていく上でいつも抱える問題として「ライバル」の存在があります。アフィリエイトをする上で競合がいるかどうか?は非常に重要で、
コンテンツのしっかりしているサイトが検索結果の1ページ目を独占している、もしくは国や公共機関のサイトが上位に表示されているといったジャンルはいくら頑張っても自分のサイトは上位表示されない可能性が高いので触りません。
そして最近考えているのが、アフィリエイト広告の量に対してアフィリエイターが飽和しているんじゃないか?もしくはこの先飽和してしまうんじゃないか?という懸念をアフィリエイト業界に持っています。これはアフィリエイトで稼いでいく上で死活問題です。
そこで考えたのが海外アフィリエイトを利用して日本の市場にアプローチすることはできないか?です。
海外アフィリエイトで日本の市場にアプローチ
海外のアフィリエイト業界は日本よりも10年進んでいると言われています。
広告リンクの取得方法や設定方法が日本のアフィリエイトと違う部分があったり、そもそも英語の管理画面なので理解するまで時間がかかったりと難しい部分もありますが参入障壁が高いと言う事はライバルも少ないというメリットもあります。
実際に海外のアフィリエイトを利用して成果が発生し入金まで至った海外ASPもあります。これからの時代アフィリエイトもグローバルしていくのではないでしょうか?
ここでは代表的な海外アフィリエイトASPを紹介しています。
海外アフィリエイトサービスプロバイダ一覧
VigLink
VigLinkはサンフランシスコで、2009年からそのサービスを開始しています。通常のアフィリエイトはASPやプログラム自体に申請し提携した後にアフィリエイトリンクが発行されます。
収益化していない既存のハイパーリンクを自動でアフィリエイトリンクに書き換え、収益化を可能にする点がVigLink最大の魅力です。
VigLinkは45,000以上の広告主と提携しています。アメリカの有名セレクトショップや高級デパートと提携しているため、日本では考えられない高級ブランド品のアフィリエイトも可能です。
VigLinkはまず、自動でページをスキャンしコンテンツ内の収益化の見込みがあるキーワードリンクを探します。そのキーワードの商品を販売する広告主の中から、入札でもっとも高い広告主の販売ページへのアフィリエイトリンクに既存のハイパーリンクを自動で書き換える機能があります。
操作が非常に簡単で、ウェブサイトにコードを埋め込むだけです
支払いはPayPalで行われます。ウェブサイト、ブログの他にもソーシャルメディアにアフィリエイトリンクを貼ることも可能です。自己アフィリエイトもほとんどの広告主サイトで可能。
カスタマーサービス、支払いの確実性も評判が高く、何よりもその使いやすさからアメリカでは非常に受け入れられています。
VigLinkを利用して実際に報酬振り込みありました!
VigLinkの広告を利用してアフィリエイトにチャレンジしました。実際に成果が発生し報酬が振り込まれているのが下記画像でわかります。 VigLinkの2019年1月1日~12月17日までの成果確認画面です。左上の「 REVENUE 」が確定報酬。1年間で81.54ドル振り込まれました。
下記はPaypalの振り込み履歴です。このように実際に海外ASPを利用して報酬を発生させることは可能です。VigLinkの登録方法、運用方法については追って記事にしていきます。
CJ Affiliate
CJ Affiliateは、アメリカ、カリフォルニアに本拠地を置くASPです。元は、Commission Junctionとして知られ、現在はCJ Affiliateに変更しています。最も長い歴史を持つ、プロバイダーの一つで、Fortune 500の大企業や、オンラインの小売業界でも有名です。取り扱う広告の量がとても多いです。
高い信用性からか、他のプロバイダーに比べて全体的に報酬が高めに設定されています。特に、ウェブホスティング系の報酬は直接広告主とアフィリエイト契約を結ぶよりも、CJ Affiliateを通した方が、30~50%報酬が高いらしいです。
CJ Affiliateが直接アフィリエイターに報酬を支払うため、他のASPよりも報酬が早く振り込まれるよう設定されています。。
カスタマーサービスも充実しており、専属の担当がメールか電話で対応してくれます。
広告主とは個別に広告契約を結ぶため、新しく広告を貼る度に一つ一つ申請するのが手間である。中には審査がとても厳しいところもあります。
ShareASale
ShareASaleはシカゴに本拠地を構え、2000年に設立されました。世界のアフィリエイトサービスプロバイダーの中で最もクリック数が多く、広告のタイプも4,500を超えます。ShareASale 限定のアフィリエイトプログラムも多数存在しています。
報酬の支払いは遅れることも少なく、カスタマーサポートもしっかりとしています。登録も非常に簡単です
欠点はインターフェィスがとても古く、新しいアフィリエイターは最初戸惑うかもしれません。データ量が膨大すぎること、チョイスが多すぎたり、使わない機能が多すぎたりします。
報酬額が、$25以上の場合、月に$25の手数料がかかります。トラッキングシステムがリアルタイムなので信用性が高く、支払いスピードに関しても保証を行っている。
報酬の支払いは、小切手か銀行振込で最低支払い額は$50から。商品によっては2ティア制度を取っているのも魅力的です。
Avant Link
2005年からサービスを開始。広告主も非常に多く、初心者でも使いやすいインターフェイスになっています。
各広告主の詳細なデータが記述されているところが、他のアフィリエイトサービスプロバイダーよりも優れている点である。
しかし、カスタマーサポートが若干不十分だという声が多い。ライブチャットなどのライブサポートサービスは提供していない。掲示板形式で過去の質問などは表示しているが、検索は不可能で、使い勝手が悪い。
Flex Offeres
5,000を超える広告主を持ち、選択の幅がとても広いです。バナー、HTMLテキスト、Deep Linksとフォーマットも好きなものを選択できます。
一番のセールスポイントは、報酬の支払いの速さです。Flex Offersは、基本的には毎月の受け取りになるが、Net 7 Payoutsという特別な審査に通ると、最低支払い金額に到達次第、その7日後に報酬を受け取ることができます。
Rakuten
1997年に設立、2005年にアフィリエイトサービスプロバイダーのLinkshareを買収し現在に至ります。ここ数年、多くのアフィリエイトサービスプロバイダー比較で、1位を獲得しています。
登録は完全に無料です。ダッシュボードのナビゲーションがわかりやすく、使いやすいと評判です。コントロールパネルは誰でも最大限有効活用できるように直感的に設計されています。
一番の強みは、バナーが自動でランダムに表示切り替えされる点です。一つ一つ広告を貼り、その成果を見るなどの手間が省けます。広告用のスペースを可能な限り少なく抑えながらも、広告の視覚性を最大限にしています。サイトデザインもすっきりしてユーザーも見やすく滞在時間も長くなると評判です。
Rakutenのメリットは初心者でも安心で、サポートツールが充実している点です。特に、アフィリエイトを学ぶトレーニング機能がとてもしっかりしています。
欠点としては、報酬の支払いまでの期間が広告主によってばらつきがある点です。Rakutenは広告主から報酬分を回収してから各アフィリエイターに支払いを行うので報酬の受け取りに60日以上かかったケースも報告されています。
Digital River
2006年に設立され広告主の質には定評があり世界的にも知名度の高いブランドを多く取り扱います。ゲーム、ソフトウェア、電化製品や教材などの分野に特に強いです。
報酬のパーセンテージも高く設定されており最高で60%の商品もあります。最低支払い金額は$100からと若干高めで小切手、銀行振込に対応しています。
多くのアフィリエイトサービスプロバイダーは、ライブチャットなどのライブサポートを提供しているが、Digital Riverは未対応です。加えて、よくある質問のセクションが用意されておらず、サイト全体が説明不足です。ユーザビリティーの部分に改善の余地が多くある。
http://www.onenetworkdirect.com/index.php
AWIN
イギリスを代表するアフィリエイトサービスプロバイダー。元は「Affiliate Window」という名称でした。約80の分野、1,600以上のブランドを扱う。ダッシュボードはユーザビリティが非常に考えられており、インターフェイスも直感的で使いやすいです。
ツールも非常に洗練されており、アフィリエイトプログラムを探しやすく、最新のプロモーションが常にアップデートされる。結果もリアルタイムで見ることができる。
欠点は、登録に一時的にお金がかかることです。ほとんどのアフィリエイトサービスプロバイダーは無料ですが、登録の際に£5がかかります。登録が承認されれば、口座にお金は戻されます。
Clickbank
1998年にサンディエゴの小さなガレージからスタートしています。現在は$3 billionの売り上げを誇り、1日に20,000件以上の取引を行う。
特徴は、e-booksとソフトウェア製品に特化していることで、他のアフィリエイトサービスプロバイダーのように幅広い商品の取り扱いは行っていません。
報酬のパーセンテージが業界で最も高いアフィリエイトサービスプロバイダーの一つで、最大で75%に及びます。
最大の利点は、参加のしやすさにあります。多くのアフィリエイトサービスプロバイダーは、登録後、仮承認から正式な承認とステップを踏む。Clickbankはこのプロセスを省き、誰でも簡単に登録することができます。
英語の他にも、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語とカスタマーサービスが対応しており、支払いは日本円を含め31種類の通貨で対応しています。
支払いも柔軟で、週に一回から報酬を受け取ることができ、最低支払い額は、なんと$10から対応しています。
Skimlinks
2007年にロンドンでそのサービスを開始。VigLinkと同様、テキストベースのアフィリエイトが特徴です。通常のアフィリエイトのようにASPやプログラム自体に申請し、提携した後にアフィリエイトリンクが発行という手間がいりません。
収益化していない既存のハイパーリンクを自動でアフィリエイトリンクに書き換え、収益化を可能にすることが可能です。提携広告主は20,000を超えます。
Skimlinksを利用すると、自動でページがスキャンされコンテンツ内の収益化の見込みがあるキーワードリンクがピックアップされます。そのキーワードの商品を販売する広告主の中から、入札でもっとも高い広告主の販売ページへのアフィリエイトリンクに既存のハイパーリンクを自動で書き換えます。
この際、既存のアフィリエイトリンクが書き換えられることはないので、現在の収益化方法は残しつつ、現在収益化されてないところだけを変えます。
2011年に似たサービスを展開していたライバル会社、ニューヨークにあるAtma Linksを買収し過去に日本進出を試みているが失敗に終わっています。現在は、サンフランシスコとロンドンに事務所を構えています。
支払いはPaypalで受け取れます。ソーシャルメディアにも対応。
審査が非常に厳しいことでも有名で、1年未満のウェブサイトにはほぼ審査がおりません。カスタマーサポートは非常に充実しています。
掲示板等で、コミッションのデータの詳細が見られないことが多く指摘されています。ベースとなる通貨が、ポンドなので円に両替する時の手数料がドルよりも高めです。ツールや透明性、広告主の多さから、VigLinkの方が人気が高いようです。
いろいろ触っていると海外アフィリエイトの仕組みがわかってきます。
登録方法や、サイトレイアウト、使われている言葉等はそのサイトによって変わりますが、基本的なアフィリエイトの仕組みは日本と同じです。
CJ AffiliateやShareASaleは広告数も多く、ファッショアパレル関係のアフィリエイトを行っている方や海外商品、サービスが売りのメディアであれば日本のアフィリエイトにとどまるだけよりも海外アフィリエイトを取り入れた方が商品数も広がり収益をあげるチャンスが広がります。
またViglinkやSkimlinks等のように日本のASPにはないテキストを自動で広告リンクに書き換える機能など、技術的にもかなりの進歩を遂げています!
ぜひチャレンジ!!
最終更新日:2019年12年17日更新
過去に作成して放置していたサイトから301リダイレクトしています。ブログ記事を別サイトへ移転する方法は下記サイトを参考にさせて頂きました!ありがとうございます!あと各ASPのスクショは最新のものに変更しています。
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