ドローンレースをはじめたい!ドローンレースのルールや賞金について
まずは迫力のあるドローンレースをご覧ください!
これはドバイで行われたドローンレースの有名な動画です。この時の優勝者は若干15歳で優勝賞金は1億1300万程度だったそうです。
迫力と夢のあるドローンレースですがこれから始めることはできるのでしょうか?また始める際に必要な知識にはどのようなものがあるのでしょうか?ここではドローンレスについての知識をまとめています。ぜひ参考にしてください。
ドローンレースとは
ドローンレースはドローンを使った競技のことです。操縦技術や機体の性能を駆使してタイムを競い合うのが特徴です。他のレースと異なり比較的機体サイズが小さく軽量なので時速が100kmに到達することも珍しくありません。
また時速150kmのハイスピードレースも登場しています。ドローンの技術と開発の進歩によりますますスピード競争が加速し迫力あるレースになると予想されています。
ドローン操縦士はゴーグルを装着することで機体に搭乗している感覚で操縦を行います。
これが高速かつ精密な操縦が行える理由で瞬時に状況判断や操作が求められるのでオペレーターの反射神経や操作技術が問われ人間味溢れるレース展開が実現します。
コースは長く立体的で高低があるものが多いです。屋内だけでなく屋外レースもあるので観客は一体になって臨場感が楽しめます。
優勝者には賞金が出ます。プロ化が加速して競技の魅力が増します。しかし初心者でも楽しめるのがドローンレースの良いところです。一般向けにコースを開放している施設もあります。
いきなり複雑なコースを高速で挑戦するのは無謀ですが、FPVで臨場感あるレースが楽しめますから、低速でも十分にドローンレースの魅力が味わえるでしょう。
ドローンレースのルール内容
ドローンレースのルールは主催する団体や開催されるレースによって異なります。日本では主に一般社団法人日本ドローンレース協会JDRAがレースを開催します。
他にもDroneImpactChallengeやJapanDroneLeague、通称JDLが日本を代表する主催団体になります。
各地域で活動するローカルな団体も発足しておりドローンレースの競技人口は少しずつ増えています。
ルールは多くの場合、オペレーターがFPV用のゴーグル装着を行いゴーグル越しに1人称視点で遠隔操作をするのが基本です。
競い合うのは周回ごとのベストラップや合計タイムで墜落やコースアウトの時点で失格になるルールや1周でもタイムが記録されれば残れるルールもあります。
1人で参加するドローンレースに加えてチームとしてメンバーが連携して競い合う大会も行われます。大きな大会では明確なレギュレーションがありますし機体に関するルールも明文化されている大会が多いです。
JDRAではゴーグルを使うFPVの他に目視や障害物レースといったカテゴリに分けています。機体重量別のクラス分けもあるのでルールはまるで格闘技さながらです。
ドローンレースで使われている機体
レース用ドローンは軽量かつパーツ単位で販売されており自分で組み立てて飛ばすケースが多いです。半完成品のキットもありますが細部まで拘るアマチュアやプロは自分の手で1つずつ組み上げていきます。
JDRAでは初心者がレースをはじめやすいようにキットタイプのドローンを販売しています。
TinyWhoopは入門者向けのマイクロドローンで高性能モーターや豊富な予備バッテリーそれに信頼性の高いプロポがセットになっています。
ゴーグルは価格を考慮して廉価版を採用していますがその結果内容と価格のバランスが良く納得や満足感のあるセット内容になっています。
価格は税込5万円と安くJDRA公式が提供しているので安心です。大会出場を前提としたより本格的なドローンを求める場合はハイエンド仕様のレーシングドローンが狙い目になります。
12万円と倍以上の値段ですがセットアップ込みで実地のフライトサポートもセットになっているので本気で挑戦したい人の期待に応えてくれます。
レースを主催するJDRA公式だとこの価格ですが単純にレース用ドローンを買い求めるだけなら3万円台のものでも直ぐに手に入れられる機種もあります。
お子様へのプレゼントや普段使いようの小型ドローンの紹介については下記記事をご覧ください。
ドローンレース優勝時の賞金額は?
ドローンレースはスピードや迫力が魅力ですが優勝者が獲得する賞金にも注目が集まります。海外のドバイでは賞金額だと賞金総額1億円に到達していますし優勝者には3千万円近い賞金が出ているドローンレースもあります。
多くの大会では世界大会でも1桁小さい金額が優勝賞金に設定されているようです。スイスの国際航空連盟FAIが開催した大会では2018年に約260万円が優勝賞金となっています。
2018年に中国で開催されたDroneGPは優勝賞金が約34万円なので雲の上の話ではなく案外身近に感じることができるでしょう。
しかしドローンレースは密度が濃く見ごたえがあるのでドローンレースの魅力は賞金の金額だけではないと分かります。日本の大会でも100万円の賞金が出ています。参加者のモチベーションは高いですし今後の盛り上がりに期待が掛かります。
日本ではどこでドローンレース大会が行われているのか
日本でもドローンレース大会は度々行われています。例えばJDRAは2017年の2月に長崎のハウステンボスでドローンレースを開催しています。
規模は大小様々ですが商店街やドローン専用の飛行施設、多用途に活用される体育館などが主な会場です。過去には複合商業施設での開催も行われているので場所を選ばず全国各地で大会が開かれています。
どこでも開催場所になるのはドローンが小型で持ち運びやすく広い会場を用意せずに済む点が大きいです。スピードが出るので安全の配慮は不可欠ですが騒音のような問題もなく大会開催の理解を得やすいのが強みだといえます。
屋外だと飛行許可申請が必要になることがありますが屋内なら規制を受けず自由に飛ばせます。その為日本のドローンレース大会は屋内会場で開催されることが多いです。
ドローン専門あるいは対応する練習場は日本にもたくさんありますがドローン大会はそういった場所でも開催のしやすさから会場に選ばれたりします。
大きい機体の大会だと場所は限られてきますがいわゆる手のひらサイズのマイクロドローンなら制限はあまりなく全国どこでも大会が開催されています。
まとめ
ここまでドローンレースのルールや賞金、開催場所についてまとめました。掲載している動画でもわかるようにとても日本でもとても活気のあるドローンレースが開催されています。
趣味としても本格的な活動としてもとても魅力的なドローンレースです。これから始めていつかは世界のドローンレース大会に出て一獲千金を目指してみてはいかがでしょうか?