「飛び込み営業で学んだライティング術」ペルソナ設定より大事な事

2019年11月8日

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「ペンは剣よりも強し」のごとくライティングスキルが重要な時代真っ只中です。本屋のパソコン書籍のコーナーに行くとWEB、SEOを意識したライティング術みたいな書籍がいっぱいあります。僕自身、何冊か購入し読んだことがありますが、角度は違えど言っていることは似通っています。

ペルソナを作ろう!検索キーワード、サジェストを入れてコンテンツを作ろう!ロジカルライティングで結論を先に書こう!エモーショナルライティングで結論を最後に書こう!みたいな感じです。正直めちゃくちゃ納得する部分もあれば「これはいらないんじゃないか?」という部分もたまにあります。

僕はというと飛び込み営業(光回線とかです)を3年本気でやってからアフィリエイトを始めたわけですが当時は被リンク優先のアフィリエイト施策が流行していたのでコンテンツの重要度は低く逆に言うとしっかりした記事さえ書けば検索上位に簡単になれるという状況だったなと振り返ると思います。

僕がアフィリエイトで成功した一つの要因に飛び込み営業時代に実戦で学んだ「伝える技術」のおかげがあります。リアルで人と何度も対面して「商品を買ってもらう事」を研究していた人間としては「人に伝える」と言う事には「言う」「書く」ともにめちゃくちゃ美学があります。

今回は飛び込み営業で学んだスキルからどう活かしてライティングに取り入れているのかの部分を書いていきます。飛び込みの営業を本気でやっていた人は少ないと思うので独自の考えの部分もありますが、今はライティングだけで暮らせたりする時代で学びたいと思っている人も多いですし、アフィリエイトで訪問者に購入してほしいという行動喚起を研究している人には参考になるかなと思います。

こんな人におすすめ

・アフィリエイトで収入が欲しい
・コンバージョンを増やしたい
・ライティングスキルを学びたい
・モテたい(活かせる部分あると思います。)

WEBライティングにも活かせる飛び込み営業で学んだ人に伝える技術

相手の立場を考えるより、自分の言いたいことを端的に言え

巷のハウトゥーでは相手の立場になって話しましょう。書きましょう。というのが多いですがこれは間違いだと思っています。ドッペルゲンガーでもない限り本当にその人の気持ちを汲み取るのは無理だからです。相手の立場になるのも大事ですがそれ以上に大事なことがあります。

営業初心者によくあったのが相手の事を考えすぎて丁寧になりすぎたりビビったりしてしどろもどろになり相手からすると「結局何が言いたいの?」と商品を紹介する前にその営業マンの事が嫌いになり断られるケース。これがもったいない。ちゃんと商品を理解したら買ってくれたかもしれません。自分で客をノーにしてしまっているのです。

そもそもび込み営業なので話を聞いてもらってる段階で相手からすると貴重な時間を割いていることになります。お客の貴重な時間を割いているので端的にビビらず、はきはきと自分の言いたいことをズバッと言うべきです。むしろ相手に購入などの行動を促すわけだから「僕はこうしてほしいんです!」とシンプルに元気よく伝えるべきなのです。

もちろんほとんどが断られます。ほとんどの人には伝わりません。どこぞの誰ともわからないスーツの兄ちゃんに商品を紹介されてもほとんどの人は買わないでしょう。けどそれでいいんです。それはただのノーの客だったと言う事です。どんなにたくみなトークスキルを持ってしてもノーはノーでしかありません。

ほとんどがノーの客なのでそちらに目が行きがちですがそもそも物を売るというのはそういうもんなんです。その中の何パーセントかにイエスがいるんです。継続して取り組めば理解、興味を示して購入してくれる人が必ずいるんです。

こと営業で人に伝えるときに大事なのは話をする中でしっかりと「この人はイエスの人なのかノーの人なのか」というセギュメント(仕分け)を会話の中でしていくと言う事です。そこでしどろもどろになると正しいセギュメントができません。

営業に来ているわけなので持っている商品は少なからず素晴らしいものだと思わないと相手にはその良さが伝わりません。例えば旅行の時に食べたご当地のご飯がめちゃくちゃおいしかったら人に伝えたくなりますよね?いい景色を見たら人に喋りたくなりますよね?その時相手の事を考えるよりもどのようにこの感動を伝えようか?と言う事に考えが向くと思います。

もちろん見るからに忙しそうだったり話ができる状態でなければ空気を読みますが、それよりもまずは毅然とした態度で下手でもなんでもいいので一生懸命伝える事が大事なんです。でなければ正しいセギュメントが行えません。トークのうまい下手はそのあとなんです。

本当に自分がいいと思ったものは人に伝えたくてしょうがないはず。おいしかったものや感動したもの、きれいだったものとか。そういう経験あるでしょ?その時相手の状況よりも「ねぇ聞いて!聞いて!」と話の内容と自分の興奮度を伝えようという思いの方が勝っていたはず。

「WEBライティングでの考え方」ペルソナ設定をするその前に

上記の事を踏まえて、WEBライティングで考えると巷では「ペルソナ(ターゲットになるであろう客のイメージ)を作りましょう。」が一般的です。中には「どれだけリアルなペルソナを作れるかが成功の鍵だ!」と言ってるサイトもあります。間違いではないと個人的には思いますがその前に気を付けなければいけないことがあると思っています。

ペルソナ設定については僕もやったことがあります。だけど終わってみると時間の無駄でしかないなと思いました。頭の中でイメージしなくてはいけないのでかなり頭使うし、時間も使う。その労力があるのなら何も考えずに1文字でも記事書いてネットにアップしたほうがよほど効率的だと最終的には思いました。

人によってはペルソナ設定に時間を割きすぎて肝心の記事が全然書けないという人もいると思います。そもそも自分の中からひねり出して作った偶像に伝えても実は意味がないのです。もちろんターゲットを絞るのは大事です。だけどその作業はもっと後で全然いいと思うんです。

見てもらう相手の設定をするよりも「この記事見てくれ!やべーだろ?こんなにいい情報なんだぜ!?見なきゃ損じゃね!?」とテンションを上げて執筆しなくては先ほど書いた正しいセギュメントはできないと言う事です。そのくらいの気持ちで書いた方がイエスの人は記事に共感してくれます。伝わります。

自分で設定したペルソナ相手に記事を書くのと、「いい話だから見てくれ!聞いてくれ!」という熱量でみんなに向けて書く記事は絶対違ってくるでしょう?まずは自分の書く記事に自信を持って所かまわず発信するくらいの姿勢が肝心です。これがないとペルソナを設定しようが何をしようが商品は売れない。ターゲットを絞るのはそのあとでいい。

さらに上記に書いたことを意識すると良いことがあります。

ペルソナを設定するよりも潜在的に伝えたい部分が自分でわかる

「言いたい事を端的に言う」ためには言いたい事を明確にしなくてはいけません。まずはそこを考えます。すると自分が一番伝えたい部分がわかります。商品のアフィリエイトであればどこをすごいと思ってもらいたいのか。自己紹介であれば人に伝えたい自分の長所はどこなのか。

飛び込み営業で毎日100人に営業していた自分としてはいちいちお客の顔色を伺いながら言い回しを変えたりすると疲れてしまいますし前述した正しいイエスとノーの振り分けもできません。いちいちあの客はあーだったなとか振り返ったりするとネガティブになり次のお客に影響するので自分の伝えたいこと決めて毎回びしっと伝えてそれでノーなら次!と切り替えるくらいで営業をします。

そのためにはキメ台詞のように一番伝えたい事を準備しておかないといけません。そこをしっかりと伝える為にコミュニケーションを取りお客の緊張をほぐしていくわけです。

インターネットのビジネスは顔が見えない分パソコンの向こうの人がどう思っているのかすべてを知ることは絶対にできません。つまり実際は下手にペルソナやターゲティングをしてイメージして作った人に合うようなコンテンツを作って訴求してもリアリティーがないのです。そういうアフィリエイトサイトをたくさん見ましたし、僕自身も慣れない頃はそうでした。現実感がないのは自分の本心でコンテンツを作っていないからなんです。だから途中でやめてしまう人が多いんです。

自分の伝えたい部分を本気で考えて「ここをどうしても知ってほしい!」となった人は強いです。最終的にはその商品の良し悪しよりもその紹介する営業マンを見て「あんたがそこまで言うんだったら買うよ」と、「自分が紹介したからイエスになった人」に巡り合うのです。

もしアフィリエイトで上手に記事が書けない、手がとまってしまう。そんな人は一度見る人や相手の事を考えないで自分の思ったように書いてみたらいかがでしょう?型にはまらずにのびのびと書けると思いますよ。